「HDMI」と「Displayport」って結局どっちがいいの?
こういった悩みに、日本一わかりやすく答えます。
結論となるポイントは下記。
- HDMIとDisplayportは性能は一緒。正直どちらでもよいが…。
- Displayportの方が少しだけ安い。
- Displayportには1つだけデメリットあり。
どちらも映像と音声を接続するケーブルで、ほぼほぼ一緒なのですが、少しだけ違いがあるので30秒で抑えておきましょう。
HDMIとDisplayportはどっちがいい?
どっちがいいか?の答えは下記です。
- PCゲーマーが選ぶべきは….「Displayport Ver1.2」
- クリエイターが選ぶべきは…「HDMI2.0」
- そのほかの人は…「Displayport Ver1.2」
こちらの通り選べば、間違いなしです。
HDMIとDisplayportのスペックの違い。
HDMIとDisplayportにはバージョンがあり、それぞれスペックが違います。
PCゲーマーの方なら、ゲーミングモニターの性能を活かすためにも、対応したスペックのケーブル必要になります。
解像度(画質)によって、リフレッシュレート(映像のなめらかさ)が変わります。
こちらをバージョンごとにまとめた表が下記です。
入力端子 | 最大解像度 | 最大リフレッシュレート(フルHD時) |
HDMI2.1 | 5K | 240Hz |
HDMI2.0 | 5K | 240Hz |
HDMI1.4 | 4K | 144Hz |
HDMI1.3 | 4K | 144Hz |
HDMI1.2 | 2K | 60Hz |
HDMI1.1 | フルHD | 60Hz |
HDMI1.0 | フルHD | 60Hz |
上記のとおり。2024年では、流通しているのはほとんどが「HDMI2.0」です。
「4K以上の高画質」や「240Hzのぬるぬる映像」の出力も十分できます。
Displayportのスペック表
入力端子 | 最大解像度 | 最大リフレッシュレート(フルHD時) |
DisplayPort1.0&1.1 | 4K | 144Hz |
DisplayPort1.2 | 5K | 240Hz |
DisplayPort1.3 | 8K | 240Hz |
DisplayPort1.4 | 8K | 240Hz |
DisplayPort2.0 | 16K | 240Hz |
Displayportで流通しているのは1.2と1.4です。
選ぶべきなのは1.2ですね、スペック十分で少し安いからです。
HDMIとDisplayport、それぞれ主流の2つを比べるとスペックは同じです。
入力端子 | 最大解像度 | 最大リフレッシュレート(フルHD時) |
HDMI2.0 | 5K | 240Hz |
DisplayPort1.2 | 5K | 240Hz |
「Displayport」の方が少しだけ安い。
HDMIとDisplayport、スペックは同じでも「価格が安いのはDisplayport」です。
「HDMI2.0」 | Displayport1.2 |
2.0m | 2.0m |
¥1,599 | ¥1,099 |
それぞれ、ベストセラー商品のモノですが、「価格差は500円」です。
価格差の理由は、HDMIのライセンス費用です。詳細は省きますが、HDMIを使用するにはライセンス費用が掛かる為、Displayportに比べて割高となってしまいます。
どうせなら、安い方が良いので、基本的にはDisplayportでOKという結論になります。
選ぶべきは下記の製品です。
家の中で5本以上はDisplayportを使用していますが、僕はコスパから「CableMattersのDisplayport」を選んでいます。
Displayportには、ほんの少しデメリットがあり。
「電源オフで、配置がリセット問題」です。
正直、デメリットにもならないレベルですが、一応書いておきます…。
DisplayportでPCとモニターを接続している状態で、モニターの電源がオフになると、再起動時にPC画面の配置がリセットされてしまう。といった問題です。
たとえば下記のとおり。
これが…
こう戻っちゃう…。こんな感じです。
クリエイターの方など、大画面にウィンドウを複数配置して作業している方なんかにはデメリットになるかもです。
とはいえ、僕自身は一回も経験したことはないです。
下記に当てはまれば、上記の問題は起こらないはずです。
- めっちゃ古いモニターを使っていない。(2019年以降くらいであればモニター側で対策済み)
- AppleのMacを使っている。
また、そもそもPCがオンの状態でモニターだけオフにするって、あまりないですよね。なので、ほとんどの方はデメリットにはならないはずです。
どうしても気になる方は、HDMIを選べばOKですね。
PCゲーマーなら「Displayport」がおすすめ。
安い価格で高いスペックに対応している「Displayport」がPCゲーマーにはおすすめです。
ゲーミングモニターなら、Displayportの端子は100%あるので、「Displayport1.2」で接続すればOKですね。
ぼく自身は仕事用のPC、ゲーミングPC、ブルーレイレコーダーなどすべて、「CableMatterのDisplayport1.2」を使用しています。
クリエイターならHDMIがおすすめ。
先ほど説明した画面オフ問題が気になるようであれば、HDMIを選びましょう。(問題は起こらないはずです..)
» HDMI2.0【iVANKY】
【まとめ】HDMIとDisplayportは、どっちでも良い。
最後に本記事のまとめです。
HDMIとDisplayportはどっちでもよい
どっちでも機能は同じだから、コスパからして「Displayportを選んだほうがお得」といった結論です。
僕が家中で使っているDisplayportは「CableMatterのDisplayport1.2」です。(Amazonのベストセラーでもあります。)
HDMI2.0なら「iVANKY HDMI2.0」が高コスパで安心の製品です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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