ゲーミングモニターで調べると、他メーカーより圧倒的な低価格で販売されているのが「KOORUI」の製品です。
こんな安くて大丈夫なのかぁ…。
こういった方向けに「KOORUIの評判と使った正直な感想」について紹介します。
ゲーミングモニターは「とりあえずおすすめでいっか!」で選ぶと必ず失敗するので、まずは本ブログを読んでみてください。
本記事はAmazonにて製品を購入しレビューしています。
KOORUIゲーミングモニターの評判まとめ【使用した感想をレビュー】
ゲーミングモニターを購入するなら、メーカーについては知っておくべきですよね。
KOORUIを知らない方も多いと思うので、まずはメーカーについてサクッと解説していきます。
また、今回購入したKOORUIのゲーミングモニターは「24E3」です。
こちらを1週間ほどガッツリ使ったので、正直な感想もレビューしていきます。
KOORUIは中国のメーカー
KOORUIは、中国の「HKC」という企業のゲーミングモニターのブランドになります。
「HKC」は、液晶ディスプレイで中国で2位の大企業です。2023年には液晶パネルの出荷台数で世界第3位を獲得しています。
その会社が自社製造しているゲーミングモニターが「KOORUI」というブランドになります。
低価格の理由
自社での液晶ディスプレイの生産ラインがあるため、価格をかなり下げることができています。
また、KOORUIの元会社である「HKC」は、地元政府からの補助金もかなり獲得しているので、製品の価格を下げることができる可能性もありますね。
使った感想と口コミ
KOORUIを使った口コミをSNSやショップレビューからかき集めました。
僕がKOORUIの「24E3」を使用した感想も合わせてシェアしていきます。
まず、KOORUIのゲーミングモニターを使った感想を一言でまとめると、
悪い口コミもあって心配だったけど、最新モデルは普通に使える…!
ですね。
後ほど紹介していきますが、KOORUIのゲーミングモニターにはネガティブな評判も見られました。
とはいえ、悪い評判は昔の製品に多く、今回使用した「24E3」は普通に使えるゲーミングモニターでした。
他メーカーの同スペックモデルと比べると、1万円くらい安いので、「コスパを考えると買いだよね」といった感じです。
KOORUIのメリット・デメリット
メリットとデメリットを上げるとすると、下記のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
スペックが十分である。 無料で3年の長期保証 | とにかくコスパが高い。ゲーマー機能は控えめ |
スペックが十分で、コスパが高いのは、シンプルにその通りです。
また、KOORUIの製品は、無料で3年の保証がついているのも大きいです。初期不良はもちろんですが、使用途中で不具合があった場合も交換が可能です。
交換のやりとりは、Amazonカスタマーサポートを通すと、100%スムーズなので購入はAmazonがおすすめですね。
デメリットを上げるとすると、ゲーマー機能が控えめな点です。
ほかメーカーでは「暗いシーンで自動で明るさを調節する機能」など、ゲームで有利に働く機能が搭載しているモデルもありますが、KOORUIではそういった機能はありません。
価格が安すぎるので、こういった機能を削って価格を抑えたい方には、逆におすすめですね。
良い評判
KOORUIのゲーミングモニターを使用したユーザーの良い評判について紹介します。
27インチでQHDの商品自体が少ない中でこの値段、ゲーミングとしての応答速度、リフレッシュレートも全く問題ない。付属品にDisplayportケーブルを付けてくれるのも嬉しい。
正直、応答速度1msでFHD、DP付のモニターの中では一番オススメです!コスパ高い!
満足しすぎてswitch録画用のモニターもこっちにしようかなとか本気で迷ってますwもう一台買おうかな…
気に入らない部分が特にないくらい優秀。特にスタンドが便利。高さ調整、首振り、回転ができるので、モニターアームが無くても調整幅が大きい。
スペックやコスパの高さを評価するレビューがかなり多かったです。
悪い評判
悪い評判についても集めました。下記のとおりです。
モニターに接続されている機器の電源が落ちて接続が切れた時に表示される日本語が怪しいことくらいです。
総合的にはお値段以上って感じの製品でした。
ほか、2024年以降のネガティブな口コミは見られませんでした。
少し昔の製品だと、ドット抜けや梱包品の不足などの口コミがありましたが、最近では無いようです。
KOORUIのゲーミングモニターの正しい選び方
続いては「KOORUIのゲーミングモニターの選び方」について解説します。
KOORUIのゲーミングモニターは、リフレッシュレートや画面サイズ等によって、10台がラインアップされています。
スペックが低くては使えないし、無駄に高いをお金が勿体ないです。
正しい選び方を知って、自分にベストなモデルを選びましょう。
上記、2つのジャンルに分けて紹介していきます。
PC・PS5向け
画面サイズ | 24インチ |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
解像度 | フルHD |
液晶パネル | IPS |
PCゲーマーやPS5のゲーミングモニターを探している方には「24E3」を選ぶべきです。
まず、「リフレッシュレート」「応答速度」「画面サイズ」の三大要素のスペックは十分です。
- リフレッシュレート:144Hz以上
- 応答速度:5ms以下
- 画面サイズ:24インチ
上記が、PCゲーム、PS5には必要なスペックですが、すべて揃っています。
リフレッシュレートとは…?
リフレッシュレートとは「映像が一秒間に更新される回数」のことで「映像の滑らかさ」に影響するスペック。
パラパラ漫画のページをめくる速度のイメージ。
「PC・PS5:144Hz~」「PS4/Switch:60Hz」が、必要スペック。
応答速度とは…?
応答速度とはモニターの「映像の色の切り替わる速度」。
値が低いほど鮮明で値が大きいと残像感が出てしまう。
ゲーミングモニターでは、5ms以下を選ぶべき。
画面サイズは24インチ…?
FPS・TPS・バトロワをプレイするなら、画面サイズは24インチがベスト。
シンプルに見やすいサイズで、フルHDを等倍表示できるから。
eスポーツの公式モニターは、9割が24インチを採用。
また、KOORUIの中で人気のゲーミングモニターは「24E4」と「24E3」ですが、24E3を選ぶべきなので、まずは違いを解説します。
スペック | 24E3 | 24E4 |
---|---|---|
画面サイズ | 24 | 24 |
リフレッシュレート | 165Hz | 165Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) | 1ms(MPRT) |
解像度 | フルHD | フルHD |
液晶パネル | IPS | VA |
価格 | ¥15,980 | ¥13,999 |
2台で異なるスペックは「液晶パネル」「応答速度の単位」です。
液晶パネルの違いは下記です。
液晶パネル | メリット | デメリット |
---|---|---|
IPSパネル | 色再現性が高い | 価格が他と比べると高い |
VAパネル | コントラストが綺麗 | 応答速度が遅い |
上記のとおり、映像はIPSパネルの方が綺麗です。VAパネルは応答速度が遅いので、ゲーミングモニターにはおすすめしません。
さきほどのスペック表だと、どちらも1msですが、単位に落とし穴があるので、注意が必要です。
- MPRT:白→黒→白の切り替わる速度
- GTG:グレー→白→グレーの切り替わる速度
詳しい説明は除きますが、GTGの方が速い値を出すのが難しいんです。
なので、応答速度は同じ1msでも、「1ms(GTG)」の方が応答速度は速いです。
「24E3」の応答速度は、1ms(GTG)なので、応答速度もバッチリです。逆に、24E4では応答速度が遅く、残像がでるという口コミが多いので僕は購入しないです。
Switch・PS4向け
Switch・PS4向けには、KOORUIの「24N1」がおすすめです。
Switch・PS4はリフレッシュレートが60Hzまでしか本体のスペックで出力されないので、75Hzあれば十分です。
以上、KOORUIの評判と使用した感想についてでした。
KOORUIの評判まとめ
- コスパは業界最高クラス
- 使用感も問題なし…
- 24E3が最もおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。