2024年現在、ゲーミングモニターは無限に種類がある、といっても過言ではないです…。
「とりあえず、おすすめでいっか!」で、購入すると100%後悔するので、自分にあったモデルを選びましょう。
ジャンルごとに、「徹底比較」とおすすめできる「購入すべき1台」を厳選したので、参考にしてみてくださいね。
本記事の作成には18時間かかりました…。3分で読んじゃってください…!
ゲーミングモニターの失敗しない選び方
はじめに、簡単に「ゲーミングモニターの失敗しない選び方」について解説します。
「とりあえず、おすすめを知りたい!」という方は、もちろん飛ばしてOKです。
» おすすめゲーミングモニターを見る
ゲーミングモニター選びのポイントは、下記の3つです。
・リフレッシュレート:144Hz以上
・応答速度:5ms以下
・画面サイズ:24インチ
上記のとおり。
この3つがかなり大切なので、それぞれサクッと紹介します。
リフレッシュレートは「144Hz」を選ぶべき。
リフレッシュレートとは、ゲーミングモニターの「画面が1秒間に更新される回数」で「映像の滑らかさ」に影響します。
高リフレッシュレート:ぬるぬるな映像
低リフレッシュレート:カクカクな映像
上記の認識で、OKです。
実際の違いは下記の動画がわかりやすいです。
単位が違いますが、数値が大きい方が滑らかですよね。
映像は実際には、画像1つ1つのコマ送りです。リフレッシュレートは、そのパラパラ漫画をめくる速度のようなイメージです。
選ぶべきリフレッシュレートは、プレイ環境ごとに変わります。
リフレッシュレートは、ハードごとにスペック上限が決まっているので、上の目安以上を選べばOKです。
逆にそれ以下だと、相手より不利になってしまうので注意ですね。
よくあるリフレッシュレートの質問
- 240Hzのゲーミングモニターもあるけど、どうなの?
-
140Hzと240Hzの違いはわずかです。予算に余裕があれば選んでもOKですが、140Hzで十分です。
144Hzと240Hzだと「価格差が約2万円ほど」です。絶対超ハイスペックが良いという方は240Hzをどうぞ。何回も言いますが、144Hzで十分です…!
応答速度は「5ms以下」を選ぶべき。
応答速度とは「画面の色の切り替わる速さ」で「映像の鮮明さ」に影響します。
たとえば、違いは下記のとおりです。
応答速度が速い:キレのある鮮明な映像
応答速度が遅い:ブレのある残像感のある映像
上記のとおり。
「ブレのある映像では相手より不利」なので、しっかりとチェックしておく必要があります。
また、単位は「ms」で数値が小さいほど優秀になりますね。
5ms以下でOK
応答速度は、「5ms以下」を選びましょう。
とはいえ、今の時代のゲーミングモニターは「ほとんどが1ms以下」なので、気にしなくてもOKだったりします。
画面サイズは「24インチ」がベスト。
ゲーミングモニター選びでは「画面サイズ」も重要です。「ベストなサイズは24インチ」と断言できます。
理由は下記のとおりです。
・単純に1番見やす画面サイズ
・フルHDを等倍で表示できる
eスポーツの大会で採用されている公式ゲーミングモニターは、ほとんどが24インチです。
またプロゲーマーが使用しているサイズも99%が24インチ前後です。理由は「24インチが単純に1番見やすい」からですね。
【まとめ】ゲーミングモニターの選び方
振り返ると、下記の3つが絶対的なポイントです。
・リフレッシュレート:144Hz以上
・応答速度:5ms以下
・画面サイズ:24インチ
上記より、おすすめしたいゲーミングモニターを比較しつつ紹介します。
【比較まとめ】今選ぶべき、おすすめゲーミングモニター
プレイシーンに合わせて、下記の3モデルをまとめました。
- FPS・TPS向け(PC)
- PS4・Switch向け
- PS5向け
【FPS・TPS向け】ゲーミングモニターの比較とおすすめ
FPS・TPSなどのeスポーツにはゲーミングモニターは1番重要なデバイスとも言えます。
応答速度:5ms
画面サイズ:24インチ
上記の3つは必須条件で、さらにゲームにおいて有利になる機能が搭載されているゲーミングモニターが最強です。
まずは、各メーカーの比較表を見ていきましょう。
「FPS・TPS向け」の王道ゲーミングモニターの比較表は下記のとおりです。
ASUS | acer | AESNO | BenQZOWIE | ||
---|---|---|---|---|---|
Hz | 165 | 180 | 144 | 180 | 144 |
ms | 0.5 | 0.5 | 1 | 1 | 1 |
サイズ | 24.5 | 23.8 | 23.8 | 24.0 | 24.0 |
有利機能 | ◎ | ◯ | △ | △ | ◎ |
デザイン | ◎ | ◯ | △ | △ | ◎ |
価格 | ¥24,800 | ¥24,733 | ¥26,187 | ¥17,990 | ¥30,000 |
リンク | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
上記のとおり。
とはいえ、下記の「おすすめゲーミングモニター」を選んでおけば間違いなしです。
2024年現在、eスポーツプレイヤーが選ぶべきゲーミングモニターは、ASUSの「VG258QR-J」です。
VG258QR-J|ASUS
リフレッシュレート | 165ヘルツ |
応答速度 | 0.5ms |
画面サイズ | 24.5インチ |
参考価格 | ¥24,800 |
リフレッシュレートや応答速度は、必須条件を上回り十分な値です。
さらに最強なのが、「GameFast入力技術」です。
こちらは、キーボードやマウスの操作をゲーミングモニターに反映させる時に起きる遅延を、極限まで失くした技術です。
FPS・TPSでは、エイム力が勝敗を左右しますが、遅延があるモニターだと勝てません。
「VG258QR-J」は、相手よりエイムで一歩有利に立てるゲーミングモニターです。
コスパもトップクラス
「VG258QR-J」はスペック十分で、価格もトップクラスのコスパです。
ASUSは多くのプロチームのスポンサーでもあるので、ゲーミングデバイスの価格も高コスパで販売されています。
・ApexLegends
・Fortnite
・PUBG
・COD
などのゲームのプレイヤーは「VG258QR-J」を選んでおけば間違いなしです。
Amazonなら1年保証もあるので、万が一の場合も安心です。
【PS4・Switch向け】ゲーミングモニターの比較とおすすめ
PS4・Switchには、リフレッシュレート60〜75Hzのゲーミングモニターがおすすめです。
PC用の144Hz以上は、そもそもゲーム機本体が対応していないので、宝の持ち腐れです。ただ、もったいないだけですね。
60~75Hzで、コスパやゲーム向け機能で選びましょう。
下記が比較表になります。
ASUS | acer | I-O DATA | IRIS OYAMA | BenQZOWIE | |
---|---|---|---|---|---|
Hz | 75 | 100 | 75 | 180 | 75 |
ms | 1 | 1 | 0.6 | 8 | 1 |
サイズ | 23.8 | 23.8 | 24.5 | 23.8 | 24.0 |
有利機能 | ◎ | ◯ | △ | △ | △ |
デザイン | ◎ | ◯ | △ | ◯ | ◯ |
価格 | ¥14,300 | ¥14,800 | ¥29,500 | ¥13,800 | ¥21,637 |
リンク | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
上記のとおり。
PS4・Switch用に選ぶべきなのは、ASUSの「VP249HV」です。
ASUSのゲーミングモニターは、今かなりアツいです。
VP249HV|ASUS
リフレッシュレート | 75ヘルツ |
応答速度 | 1ms |
画面サイズ | 23.8インチ |
参考価格 | ¥14,300 |
27インチのゲーミングモニターを選ぶなら、「VP249HV」が一番おすすめです。
IPSパネルを採用
IPSパネルとは、ざっくりいうと「視野角が広く、画面の大きいモニターでも隅々まで見やすい液晶パネル」です。
27インチは大きめのゲーミングモニターなので、IPSパネルが採用されているのは、かなりのメリットです。
また、ASUSのゲーミングモニターには、「ブルーライトカット機能」も搭載されており、長時間のプレイでも目が疲れることなく使用できます。
最近は見せかけのブルーライトカットが多いですが、ASUSは第三者機関で認証を取得しています。
PS4・Switch向けには、ASUSの「VP249HV」を選びましょう。
【PS5向け】ゲーミングモニターの比較とおすすめ
PS5は「4K&120fps」に対応しており、性能を引き出すには、ハイスペックなゲーミングモニターが必要です。
価格は高くなりますが、せっかくなら揃えてプレイしたいところです。
比較表を見ていきましょう。
ASUS | acer | DELL | I-O DATA | BenQ | |
---|---|---|---|---|---|
Hz | 144 | 160 | 144 | 160 | 144 |
ms | 1 | 0.5 | 1 | 1 | 1 |
サイズ | 28.0 | 27.0 | 32.0 | 27.0 | 27.0 |
有利機能 | ◎ | ◯ | △ | ◎ | △ |
デザイン | ◎ | ◯ | △ | ◯ | ◎ |
価格 | ¥90,607 | ¥69,799 | ¥99,800 | ¥87,340 | ¥137,273 |
リンク | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
上記のとおり。
安心できるメーカーの中で、もっともコスパに優れているのは、I-O DATAの「EX-GCU271」です。
ちなみに、4Kの場合は27インチ以上がおすすめ。それより小さいと4Kの意味がないからです。
WXGCU271|I-O DATA
リフレッシュレート | 160ヘルツ |
応答速度 | 1ms |
画面サイズ | 27インチ |
参考価格 | ¥87,340 |
PS5のフルスペックに対応しているので、思う存分PS5を堪能することができますね。
I-O DATAのゲーミングシーンである「GigaCrysta」のシリーズで、ゲームに有利な機能も搭載されています。
暗いシーンでも鮮明な映像を移し出す、「Night Clear Vision」は、FPSでマップ上の暗いエリアでの戦闘時にかなり有利に働きます。
「エンハンストカラー」では、鮮やかでメリハリのある映像を表示でき、よりリアルなプレイ体験ができます。
高価なゲーミングモニターですが、I-O DATAは日本のメーカーなので、保証対応についても安心です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ、本記事から自分に合ったゲーミングモニターを見つけてみてくださいね。