日本で1番売れている、ロジクールのゲーミングキーボードですが、種類が多く比較するのが大変ですよね。
自分が選ぶべき、ロジクールのゲーミングキーボードはどれなんだろう…。
こういった方向けに「全12種の比較と選び方」について解説していきます。
ロジクールのゲーミングキーボードの違いを徹底比較
2024年現在、ロジクールのゲーミングキーボードは、全部で12種類がラインアップされています。
専門用語について、先にサクッと解説します。
スイッチの違い
- メカニカル:機械式のスイッチ
- メンブレン:物理式のスイッチ
反応速度や精度に優れるメカニカルがゲーミング向けとされる。
「接続方式」と「軸の種類」については、比較表のあとで説明するので、わからなくてOKです…!
では、比較表にてそれぞれの違いについて見ていきましょう。
比較表
比較表は下記のとおり。横スクロールできます。
モデル | 価格 | 接続方式 | スイッチ | 軸種類 | テンキー | パームレスト | サイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PRO X | ¥30,690 | LIGHTSPEED | メカニカル | タクタイル リニア | なし | なし | 高さ: 34mm 幅: 352mm 奥行き: 150mm |
PRO | ¥16,150 | 有線 | メカニカル | クリッキー リニア | なし | なし | 高さ: 34mm 幅: 361 mm 奥行き: 153mm |
G213r | ¥7,920 | 有線 | メンブレン | – | あり | あり | 高さ: 33 mm 幅: 452mm 奥行き: 218 mm |
G413 SE | ¥12,320 | 有線 | メカニカル | タクタイル | あり | なし | 長さ: 435mm 幅: 127mm 高さ: 36.3mm |
G413 TKLSE | ¥11,000 | 有線 | メカニカル | タクタイル | なし | なし | 長さ: 355mm 幅: 127mm 高さ: 36.3mm |
G512 CARBON | ¥14,960 | 有線 | メカニカル | クリッキー タクタイル リニア | あり | なし | 長さ: 290mm 幅: 445mm 高さ: 35.5mm |
G613 | ¥16,610 | 無線 | メカニカル | タクタイル | あり | あり | 高さ: 478mm 幅: 216mm 奥行き: 33mm |
G713 | ¥21,450 | 有線 | メカニカル | タクタイル リニア | なし | あり | 長さ: 370.6mm 幅: 157mm 高さ: 37.2mm |
G715 | ¥27,280 | LIGHTSPEED | メカニカル | タクタイル リニア | なし | あり | 長さ: 370.6mm 幅: 157mm 高さ: 37.2mm |
G813 | ¥26,950 | 有線 | メカニカル | クリッキー タクタイル リニア | あり | なし | 長さ: 475mm 幅: 150mm 高さ: 22mm |
G913 | ¥33,000 | LIGHTSPEED | メカニカル | クリッキー タクタイル リニア | あり | なし | 長さ: 475mm 幅: 150mm 高さ: 22mm |
G913 TKL | ¥32,010 | LIGHTSPEED | メカニカル | クリッキー タクタイル リニア | なし | なし | 長さ: 368mm 幅: 150mm 高さ: 22mm |
ロジクールのゲーミングキーボードは基本的に、「G◯◯◯」の数字が大きくなるほどハイエンドモデルになっていきます。
上記の違いをもとに、「選ぶべきゲーミングキーボード」について解説していきます。
ロジクールのゲーミングキーボード違いと選び方
全12種類の比較より、自分に合うゲーミングキーボードの選び方について、説明していきます。
上記の4ジャンルに分けて、紹介していきます。
また、ロジクールのゲーミングキーボードを選ぶにあたり、知っておくべき用語について紹介します。
接続方法の違い
ロジクールのゲーミングキーボードの接続方法は、有線と無線があります。
無線は「LIGHT SPEED」と呼ばれる、ロジクールが開発したワイヤレス接続方式で、有線接続と同じ速度で通信することができます。
少し昔なら、ゲーミングデバイスに無線はありえませんでしたが、2024年現在では有線と無線の反応速度は同じになっています。
軸の違い
ロジクールのメカニカルスイッチには、「薄型タイプ」と「クラシックタイプ」に分けて5種類が存在します。
「薄型タイプ」は下記の3つです。
「クラシックタイプ」は下記の5つです。
軸選びで悩むかもですが、ロジクールの公式サイトに書いてあるとおり、プレイするゲームで選ぶのがおすすめです。
軸 | ゲーム | 理由 |
---|---|---|
タクタイル / GX ROWN | FPS・TPS・バトロワ | 精度と確実性が高く、最小の反動をスイッチを押せる。 |
リニア / GX RED | MMO・アクション | 連打に強く半押しもしやすい。 |
クリッキー / GW 青軸 | – | カチカチといった感触が好きな人向け。 |
上記のとおり、自分のプレイするゲームで選びましょう。僕も使っていますが、「タクタイル」はほとんどの人にしっくりくると思います。
続いて、ロジクールの「ゲーミングキーボードのおすすめモデル」について紹介します。
ロジクールのゲーミングキーボードのおすすめモデル3台
2024年現在、僕がおすすめするのは下記の4台です。
順に解説していきます。
安定のベストセラーモデル
接続方式 | 有線 |
スイッチ | メカニカル |
軸種類 | タクタイル |
テンキー | なし |
パームレスト | なし |
サイズ | 長さ: 355mm 幅: 127mm 高さ: 36.3mm |
価格を抑えて、ベストセラーのゲーミングキーボードが欲しい方には「G413 TKL」を選ぶべきです。
有線接続なので、無線に比べてかなり安い価格でラインアップされています。
今、普通のキーボードを使っていて、初めてのメカニカルキーボードを買いたい方はにおすすめですね。
軸は「タクタイル」のみですが、FPS・TPS・バトロワのゲーマーならぴったりなので問題なしです。
プロ仕様のハイスペックモデル
接続方式 | LIGHTSPEED |
スイッチ | メカニカル |
軸種類 | タクタイル リニア |
テンキー | なし |
パームレスト | なし |
サイズ | 高さ: 34mm 幅: 352mm 奥行き: 150mm |
プロゲーマーと同じレベルのゲーミングキーボードが欲しい方は「PRO X TKL」です。
ロジクールのゲーミングキーボードの中で、もっともハイスペックなゲーミングキーボードです。
プロチームと協力し、プロゲーマーの意見を反映させた、「勝つためのゲーミングキーボード」と言われています。
価格は3万円を超えますが、とにかく最高クラスのモデルが欲しい方は選ぶべきです。
初心者向けの安価モデル
接続方式 | 有線 |
スイッチ | メンブレン |
軸種類 | – |
テンキー | あり |
パームレスト | あり |
サイズ | 高さ: 33 mm 幅: 452mm 奥行き: 218 mm |
唯一のメンブレンスイッチとなりますが、ゲーミングキーボードとして十分使えるのが「G213r」です。
「Mech-Domeキー」というメンブレンスイッチを開発しており、メカニカルキーボードに匹敵する押し心地を実現させています。
メカニカルでないので、高価なパーツを使用しないため、販売価格がかなり安いです。(ロジクールの中でも最も安い)
価格を抑えて、とりあえず1台欲しいという方におすすめですね。後悔はしないはずです。
おしゃれな見た目も重視モデル
接続方式 | 有線 |
スイッチ | メカニカル |
軸種類 | タクタイル リニア |
テンキー | なし |
パームレスト | あり |
サイズ | 長さ: 370.6mm 幅: 157mm 高さ: 37.2mm |
「G713」は、ロジクールの「オーロラコレクション」というシリーズで、企画からデザインまで女性チームを中心に開発されたゲーミングデバイスです。
もこもこなパームレストなど可愛らしい見た目が特徴ながら、スペックはプロモデルまで高性能に揃っています。
周りと被らないデザインのゲーミングキーボードが欲しい方におすすめですね。
無線モデルは「G715」になります。
以上、「ロジクールのゲーミングキーボード全12種の違いを徹底比較」でした。
参考になったら幸いです。