こんにちはユウキです。身の回り、ゲーミングモニターだらけです。
ゲーミングモニターを買おうと思っているけど、「フルHD」とか「WQHD」とかどの解像度を選べば良いんだろう…。
そもそも、解像度って何のこと?プロゲーマーはどんな解像度のゲーミングモニターを使っているのだろう…。
こういった、疑問を持っている方向けのまとめ記事です。
記事の内容
自分に合ったゲーミングモニターの解像度の選び方
【解像度別】今選ぶべき、おすすめゲーミングモニター3台
記事を書いた人

ゲーミングモニター選びにおいて「解像度」はかなり大切なポイントです。
高い解像度にはデメリットもあり、「とりあえず高い解像度にしとこ〜」で決めると100%後悔してしまうので、本記事でサクッと理解しておきましょう。
ゲーミングモニターにおすすめの解像度はコレ!
はじめに、ゲーミングモニターの解像度選びの「結論」は下記です。
ゲーミングモニターの解像度は、ほとんどの人は「フルHD」を選ぶべき。映像の美しさにどうしてもこだわりたい人は「WQHDや4K」でもOK。
上記のとおりです。
「ゲーミングモニターを買うなら、解像度はフルHDにしておけ!」というのが本記事で伝えたいことです。
ここらへんの理由について解説していきます。
「とりえあず、解像度別のおすすめゲーミングモニターが知りたい!」という方はこちらからどうぞ。
そもそも解像度とは
解像度とは、「モニター画面の1インチ内の液晶のドットの数」で「映像の綺麗さ」に影響します。
「画質の違い」というのがわかりやすいかもです!

たとえば、フルHDなら、「1920×1080=2073600」なので「約207万の液晶のドットで構成されたモニター」ということになります。207万画素とも言ったりしますね。
ゲーミングモニターの解像度の種類
モニターやテレビに使われている解像度の種類は下記です。
HD | 1280×720 |
フルHD | 1980×1080 |
WQHD | 2560×1440 |
4K | 3840×2160 |
8K | 7680×4320 |
解像度の違いを図にしてみると下記のような感じです。
フルHD
一般的な解像度で多くのモニターやテレビはフルHDです。地上波放送もフルHDで配信されています。フルHDが普通の解像度ともいえます。
WQHD
WQHDは「フルHDの2倍の高画質」です。2Kと呼ばれたりもします。
4K
4Kは「フルHDの4倍の高画質」です。高画質ですが、映像を写すにはスペックが必要になります。
8K
テレビにおいて現代の最高の解像度です。価格の高さから、まだ普及はほとんどしていません。
以上、4つが一般的な解像度の種類です。
自分に合ったゲーミングモニターの「解像度」の選び方
ここからが、かなり大切なポイントです。
ゲーミングモニターの解像度は「プレイするゲーム」や「どんな使い方をしたいか」によって選び方が変わります。
選び方の目安表を作ってみたので参考にしてみてください。
解像度:フルHDを選ぶべき人
- FPSゲーマー
- TPSゲーマー
- バトルロワイヤル系のゲーマー
FPSやバトルロワイヤル系などのゲームをプレイしている方は「解像度はフルHD一択」です。理由は、フルHDで十分なのと、解像度よりリフレッシュレートを優先するべきだからです。
リフレッシュレートとは「映像が更新される速度」で「映像の滑らかさ」のスペックのことです。
解像度とリフレッシュレートは「反比例の関係」にあります。
画質を上げればそれだけパソコンに負荷がかかりますよね。なのでリフレッシュレートが落ちてしまうイメージです。
FPSゲームにおいてリフレッシュレートが遅いのは致命的なので「フルHD」で十分という考え方になります。もちろん、FPSゲームのプロゲーマーは100%フルHDのゲーミングモニターを使用しています。
FPSゲームにおいては、リフレッシュレートが大切なので、解像度を下げることで、メリットともいえます。

解像度:WQHD、4Kを選ぶべき人
- PS5ゲーマー
- 映像を楽しむゲームをプレイ人
- 普段使いで4K映像を見たい人
WQHDや4Kの高画質のゲーミングモニターを選ぶべき人は「とにかく映像の綺麗さにこだわりたい人」です。
また、PS5は4Kでの映像表現が可能なので、スペックを最大限に引き出して楽しみたいなら4Kのゲーミングモニターを選ぶべきですね。
ゲーミングモニターの「高い解像度のデメリット」
ゲーミングモニターにおいて、WQHDや4Kの解像度は映像の綺麗さにメリットがありますが、デメリットもあり、下記の3つです。
①:リフレッシュレートが落ちてしまう
②:小さい画面では意味がない
③:価格が高くなってしまう
上記の3つがデメリットです。それぞれ少し深堀りして説明します。
①:リフレッシュレートが落ちてしまう。
さきほど少し触れましたが、高い解像度の映像を表示するにはパソコンに高い負荷がかかってしまいます。ハイスペックのゲーミングパソコンであれば問題ないですが、解像度を上げると多少リフレッシュレートが下がってしまうのが普通です。
FPSゲームにおいては、解像度よりリフレッシュレートの方が圧倒的に大切なので、プロゲーマーは「フルHDのゲーミングモニター」を選んでいます。
②:小さい画面では意味がない。
WQHDや4Kのゲーミングモニターはそもそも画面サイズが小さいと違いがわからないです。なので「高解像度を選ぶ=大画面を選ぶ」ということにもなります。
ゲーミングモニターに適切なサイズは24インチですが、24インチでWQHDや4Kのゲーミングモニターは意味がないので、メーカーもほとんど作っていないです。
③:価格が高くなってしまう。
下記のゲーミングモニターの比較がわかりやすいです。
XV272 | VG270 | |
価格 | ¥42,800 | ¥27,480 |
リフレッシュレート | 170Hz | 165Hz |
応答速度 | 0.5ms | 0.5ms |
画面サイズ | 27インチ | 27インチ |
解像度 | WQHD | フルHD |
液晶パネル | IPSパネル | IPSパネル |
大きな違いは解像度だけで「価格の差は約15000円」です。高い解像度のゲーミングモニターを選ぶには、その分の予算も必要ですね。
解像度以外にも大切な、ゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニター選びには、解像度以外にも大切なポイントがあります。(解像度の大切さは3番目くらいですかね…。)
ゲーミングモニター選びで大切なポイントは下記の3つです。
- リフレッシュレート
- 応答速度
- 画面サイズ
上記の3つです。知らない単語でも問題ナシです。こちらについても、サクッと解説していきます。
「選び方はOK!、おすすめゲーミングモニターを教えて!」という方はこちらから記事後半へどうぞ。
リフレッシュレートは、144Hz以上がおすすめ
リフレッシュレートは解像度より、大切なポイントです。初心者さん向けに解説していきますね。
リフレッシュレートとは「画面が一秒間に更新される回数」のことで「映像の滑らかさ」に影響します。

たとえば、下記のとおり。
リフレッシュレート144Hz:滑らかさな映像
リフレッシュレート30Hz:カクカクした映像
上記のようなイメージです。
映像の滑らかさは、ゲームのプレイにも影響し、勝敗にも関係してくるレベルです。なので、「リフレッシュレート:144Hz」は一番大切にしたいスペックです。
家庭用ゲーム機は60HzでOK
PS4、Nintendo Switchのゲーミングモニターなら、60Hzで大丈夫です。本体機器の出力が60Hzまでなので、それ以上は意味がないです。
リフレッシュレートについて詳しくは「【図解】ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?【簡単だけど1番大切】」で解説しています。(ここまでがわかれば、読まなくてもOKです。)
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【図解】ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?【簡単だけど1番大切】
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応答速度は、5ms以下がおすすめ
応答速度とは「モニターの映像の色の入れ替わる速度」のことで「映像の鮮明さ」に影響します。
応答速度の違いは、たとえば下記のとおりです。
- 応答速度が速い:キレのある鮮明な映像
- 応答速度が遅い:残像感のある映像
上記のとおり。
FPSゲームにおいて、応答速度の遅いゲーミングモニターだと「相手の残像をエイムしてしまっている」なんてこともあるかもなので、しっかりとチェックしておきましょう。
【目安】5ms以下なら問題ない。
応答速度は「5ms以下」がおすすめ。とはいえ、最近のゲーミングモニターは、ほとんどが1ms以下なので、ほぼ考えなくても問題なしです。
応答速度についてもっと詳しく知りたい方は「【目安あり】ゲーミングモニターの「応答速度」をゆる解説。」でまとめています。
画面サイズは、24インチがベスト
先ほども少し出ましたがゲーミングモニターの画面のサイズは「24インチがベストサイズ」です。
24インチがベストな理由は下記の3つです。
単純に見やすいから。
フルHDの解像度を等倍表示できるから。
公式大会のサイズだから。
プロゲーマーが使っているゲーミングモニターや、e-sports公式大会に採用されているゲーミングモニターは、ほとんどが24インチです。それだけ使いやすく一般的なサイズというわけです。
また、フルHDを等倍表示できるのも24インチです。FPSや格闘など競技系のゲームをプレイする方は24インチ一択で選ぶべきです。
ゲーミングモニターの画面サイズについて詳しく知りたい方は「ゲーミングモニターの選ぶべき「画面の大きさ」とは【結論:24インチ】」でどうぞ。
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ゲーミングモニターの選ぶべき「画面の大きさ」とは【結論:24インチ】
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以上、下記の3つが解像度以外にも大切なポイントでした。
- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:5ms以下
- 画面サイズ:24インチがベスト
それでは最後に、解像度別のおすすめゲーミングモニターを紹介します。
実際に僕が選んだモデルや「今選ぶべきベストなゲーミングモニター」をピックアップしました。
【解像度別】今選ぶべき、おすすめゲーミングモニター3台
「フルHD」「WQHD」「4K」の解像度別におすすめのゲーミングモニターを紹介します。
おすすめするのは下記の3台です。
こちらの3台についてスペックやおすすめする理由について解説していきます。※タップで飛べます。
【フルHDならコレ!】242HTB|I-O DATA
リフレッシュレート | 144ヘルツ |
応答速度 | 0.6ms |
画面サイズ | 23.6インチ |
参考価格 | ¥23,800 |
I-O DATAの人気シリーズ「ギガクリスタシリーズ」のゲーミングモニターです。
こちらの「242HTB」は、すべてのPCゲーマー(PS5を含む)におすすめできる、解像度フルHDのゲーミングモニターです。
- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:5ms以下
- 画面サイズ:24インチ
上記の3ポイントが「PS5、PC用のゲーミングモニター選びのキホン」です。242HTBは、これらのスペックをクリアしている中で、一番、ハイコスパのモデルです。
「HDR」に対応、クリアで鮮明な色表現が可能です。HDR搭載モニターは価格が高くなりがちですが、242HTBは、最低価格レベルの破格です。
ゲーミングスタンドは「4方向に調節が可能」です。自分のデスク環境に合ったモニター調整が可能です。
Amazonベストセラーのゲーミングモニターにも選出されており、人気確実なモデルです。
「ゲーミングモニターが欲しい!」という方は「242HTB」を選んでおけば、まず間違いないです。
僕は、同スペックの「VG258QR」を使用していますが、今買うなら絶対こちらですね...。

【WQHDならコレ!】XV272|Acer
リフレッシュレート | 170Hz |
応答速度 | 0.5ms |
画面サイズ | 27インチ |
解像度 | WQHD |
液晶パネル | IPSパネル |
解像度WQHDのゲーミングモニターなら選ぶべきは「XV272|Acer」です。こちらも必要なスペックを備えた中で、ナンバーワンのコスパでラインアップされています。
WQHDの高画質ながら、リフレッシュレートは170Hzと高速なので、FPSゲームやバトロワ系の対戦ゲームでも、相手より一歩有利な状況でプレイすることができます。
Acerのゲーミングモニターは「セカンドバック保証サービス」がついているので、保証も手厚く安心ですね。
ゲーミングモニターは、意外と繊細な電子機器なので保証がしっかりしているのは嬉しいですよね。



WQHDのゲーミングモニターを検討している方は、「XV272|Acer」をぜひどうぞ。
【4Kならコレ!】VG28U|ASUS
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
画面サイズ | 28インチ |
解像度 | 4K |
液晶パネル | IPSパネル |
ASUSの「TUF GAMINGシリーズ」で、解像度4Kを備えた「高級ゲーミングモニター」です。
PS5のファイナルファンタジー14の公式推奨モニターにも選ばれており、映像美のゲームを楽しみたい方には本当におすすめできるゲーミングモニターです。
PS5は「解像度4K」「リフレッシュレート120Hz」に対応しています。VG28Uなら、どちらのスペックもクリアしているので、PS5のスペックを最高まで楽しむことができます。
【まとめ】ゲーミングモニターの「解像度の選び方」と「おすすめモデル」
最後に本記事のまとめです。
解像度の失敗しない選び方
- 解像度は「フルHD」が基本でおすすめ。
- 高い解像度にはデメリットもあり...。
- PS5など映像の美しさを楽しみたいなら「4K」もあり。
今選ぶべき、おすすめゲーミングモニター
最後まで読んでいただきありがとうございました!参考になったら嬉しいです。
ゲーミングモニターを検討中の方は「【2023】ゲーミングモニター 今選ぶべきおすすめ5台。【完全比較】」もチェック必須です。
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【2023】ゲーミングモニター 今選ぶべきおすすめ5台。【完全比較】
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