ゲーミングマウス デバイス知識

失敗しないゲーミングマウスの選び方【ポイント7つ】

2020-04-10

「ゲーミングマウスってどうやって選べばいいんだろ」
「ゲーミングマウスの購入で失敗したくないなぁ」

 

こういった疑問を解決します。

 

本記事の内容

  • 失敗しないゲーミングマウスの選び方【ポイント7つ】
  • 失敗しないゲーミングマウスの買い方

 

記事の信頼性

  • 本記事を書いている僕は、FPS歴10年以上。チームに所属し大会出場経験あり。
  • 使用したゲーミングマウスは、20以上。マウス関係のノウハウ知識あり。

 

本記事では、ゲーミングマウスの選び方から、失敗しないための買い方まで紹介します。初心者の方でも理解できるようまとめましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

ゲーミングマウスの選び方

はじめに、ゲーミングマウスを選ぶ際のポイントについて、結論を簡単にまとめます。

 

ゲーミングマウスを選ぶ際のポイント

  • ①:マウスの形状と持ち方の関係→1番重要。抑えておきましょう。
  • ②:有線 or 無線→正直無線がオススメ。理由を解説。
  • ③:重さ→個人の好みです
  • ④:DPI→購入してから考えるでOK。
  • ⑤:IPS(トラッキング速度)→大手メーカーなら考えなくてOK
  • ⑥:LoD(リフトオフディスタンス)→大手メーカーなら考えなくてOK
  • ⑦:ポーリングレート→大手メーカーなら考えなくてOK

上記のとおり。

 

これらのポイントを軽く知っておくことで、失敗せずに自分に合ったゲーミングマウスを選択することができます。それでは1つずつ解説していきます。

 

 

ゲーミングマウスと持ち方の関係

持ち方と形状の関係について知っておくことは、マウスの選択において超重要なポイントです。確実に1番重要です。

 

ゲーミングマウスの持ち方は、主に3種類あります。
下記のとおり。

 

イラスト
名称 かぶせ持ち つかみ持ち つまみ持ち
持ち方 指、手の平全体を使って包み込むような持ち方。 指でマウスをつかみ、手のひらを添えるような持ち方。 指の第一関節から上をしっかり使ってつかむ持ち方。
適したマウス 左右非対称型(IE3.0クローン系) 小型の左右非対称型、左右対称型 小さめ、軽めのマウス

持ち方に合った形状を選ぶ、または形状に合った持ち方をする。どちらでもOKです。

 

とはいえ、持ち方と形状を合わせることで手にフィットし、使っていてしっくりくるよう設計されているので、自分に合った選択をすることがポイントになります。

 

こちらに関しては「ゲーミングマウスの形状と持ち方の関係」という記事で詳しく解説しているので良かったら参考にどうぞ。

 

 

有線 or 無線

数年前までは無線ゲーミングマウスは少し遅延があったり、重量が重かったりとネックになる点がありました。

 

しかし、現在においては、センサーやバッテリーの進化によってそれらのデメリットはもうないと言えるレベルです。

 

無線のメリット、デメリットは下記のとおり。

 

メリット

  • コードのわずらわしさがなくなる
  • マウスの操作範囲に制限がない

上記のとおり。

 

マウスバンジーなどを使っても、有線マウスではほんの少しのコードのわずらわしさはあるものです。無線ゲーミングマウスでは、それを無にすることができます。

 

また、ローセンシでマウスを大きく動かす人やデスク環境でコードが長くなってしまう人でも無線であればそれらの制限は発生しないです。

 

この2つのメリットは、使ってみないとわかりずらいですが、意外と大きいメリットです。

 

 

デメリット

  • 価格が少し上がる
  • 充電が必要

上記のとおり。ですが補足させてください。

 

充電については、フル充電で60h使えたり、10分の充電で10h使えたりとぶっちゃけデメリットといえないレベルですが一応あげておきます。

なので、デメリットといえば価格が上がることくらいですね。有線と同じ性能で価格が、だいたい2倍くらいとなっています。

 

逆に言えば、価格させ払えるのであれば無線ゲーミングマウスを選んだらOKって感じです

 

 

重さ

ゲーミングマウスの重さはシンプルに

  • 100g以上:重め(ローセンシで素早く動かしても止めたいところで止まる)
  • 80g以下:軽め(つかみ持ちやつまみ持ちでの、指での操作性に優れる)
  • 65g以下:超軽量

というイメージで完全に個人の好みですね。

 

重すぎるマウスは、安定する以上に扱いにくかったりするので注意が必要です。

 

DPI

DPI:「マウスを1インチ動かした時、何ドット分マウスのカーソルが移動するか」で、単位はそのままDPI。
DPI=Dots /(Per) Inch

 

CPIと表記しているメーカーもありますが、意味していることは同じです。

 

ゲーミングマウスのDPI×ゲーム設定感度=実際のゲーム内感度
といったイメージがわかりやすいかと思います。

 

ほとんどのゲーミングマウスは、DPI調節が可能なため購入前に検討するというよりは使っているうちに自分の感度に合わせていけばOKですね。

ただ、DPIの設定は適当ではNGです。理由については、「オススメのDPI設定。プロゲーマーの9割が400-1600DPIの理由」で解説しています。

 

 

IPS(トラッキング速度)

トラッキング速度:「マウスを操作した時、どれくらいの速さまでセンサーが感知できるか」で単位はIPS。
IPS:Inch /(per) second

 

300IPSであれば1秒間に300インチ(7.62m)まで動かしても反応してくれる
=0.1秒であれば30インチ(76.2cm)

 

高IPS:高速でマウスを動かしても、センサーが読み取ってくれてカーソルが反応してくれます。

低IPS:高速でマウスを動かした時にカーソルが飛んだり、反応しなかったりというエラーが起きてしまいます。

 

どんなにローセンシの人でも、100IPSあれば正直十分です。大手メーカーからのものであれば購入時に気にする必要はないですね。

 

 

LoD(リフトオフディスタンス)

リフトオフディスタンス(LoD):「マウスを持ち上げたときに、センサーが反応しなくなる距離」単位はmm。

メーカーによっては、リフトオフレンジという表記もありますが、意味していることは同じです。

 

リフトオフディスタンスが長いと、マウスを持ち上げてから着地させるまでの間で微妙なブレが発生してしまいます。
よって、短いほど優秀なマウスという認識でOKです。

 

リフトオフディスタンスで注意しなければならないのは、マウスソールとの相性です。

 

失敗例

リフトオフディスタンス:0.5mm
マウスソール厚さ:0.65mm

このような状況(ソール厚さ > LoD)だと、センサーがマウスパッドまで届かず反応しなくなるので注意が必要です。

 

LoDについては可変式のものもあったりするのでチェックしておきましょう。

 

 

ポーリングレート

ポーリングレートとは「マウスの操作信号を1秒間に何回PCへ送れるか」を表したもので、単位はHzかms。

 

ほかの言い方で、レポートレートなどと表記されることもありますが、意味していることは同じです。

 

数値が高いほど、マウスの情報を多くPCへ伝えることができるため、カーソルの滑らかな動きが可能となります。

 

「1000Hz(1ms)」以上のものをオススメしますが、大手ゲーミングデバイスメーカーのものであれば、全てこれ以上なので気にしなくてOKです。

 

以上、購入前に知っておきたいゲーミングマウスのポイントでした。

 

最後に、もう1度おさらいします。

ゲーミングマウスを選ぶ際のポイント

  • ①:マウスの形状と持ち方の関係→1番重要。抑えておきましょう。
  • ②:有線 or 無線→正直無線がオススメ。理由を解説。
  • ③:重さ→個人の好みです
  • ④:DPI→購入してから考えるでOK。
  • ⑤:IPS(トラッキング速度)→大手メーカーなら考えなくてOK
  • ⑥:LoD(リフトオフディスタンス)→大手メーカーなら考えなくてOK
  • ⑦:ポーリングレート→大手メーカーなら考えなくてOK

上記のとおりです。

 

 

失敗しないゲーミングマウスの選び方

ゲーミングマウスを簡単なオススメやランキングで購入してしまっては失敗します。先ほどまで紹介したポイントを押さえて、マウスを比較して購入するのがベストですね。

 

ゲーミングマウス業界には、多種多様のモデルがあります。その中から「厳選」「分類」「比較」した、まとめ記事を作りました。
ぜひ、参考にしてみてください。

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