ゲーミングモニター

【図解】ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?【簡単だけど1番大切】

2022-11-11

こんにちは、ユウキです。ゲーミングモニターに詳しい人です。

 

ゲーミングモニターを買おうと思っているけど「ヘルツ(Hz)」ってなんだ?

144ヘルツとか60ヘルツとかあるけど、僕が選ぶべきは何ヘルツなんだろう?

 

 

こういった悩みを解決します。

 

結論ですが、ヘルツとは「リフレッシュレートの単位」のことです。

この「ヘルツ」が、「ゲーミングモニター選びでは、1番大切なポイント」です。

 

初心者でもわかりやすく解説していますので、ゲーミングモニターを購入するまでに絶対チェックしておきましょう。

 

記事の内容

  • ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?
  • 【ゲーマー向け】リフレッシュレートの失敗しない選び方

 

記事を書いた人

 

 

「ヘルツ」=ゲーミングモニターの「リフレッシュレート」。

ヘルツ=ゲーミングモニターの「リフレッシュレート」。

「ヘルツ」とは、ゲーミングモニターのリフレッシュレートの単位のことです。

 

リフレッシュレートは、英語でなんか難しそうですが、簡単です。とはいえ、わからないままだとゲーミングモニター選びの100%失敗するので、知っておきましょう。

 

結論では「リフレッシュレート:144Hz のゲーミングモニターを選べばOK」なのですが、こちらについて、きちんと解説していきます。

 

リフレッシュレート=映像の滑らかさ

リフレッシュレートを簡単に言うと「映像の滑らかさ」のことです。

少し技術的に言うと「画面が1秒間に更新される回数」のことを言います。(よくわからなくてもOK。)

 

 

リフレッシュレートが高い=滑らかな映像

リフレッシュレートが低い=カクカクした映像

 

ざっくりですが、上記の認識でOKです。

 

モニターに写る映像は、「実際は画像1枚1枚のコマ送り」です。

リフレッシュレートが高いと、この頻度が早く、滑らかな映像が写るわけですね。

 

ちなみに、テレビや一般的な事務用モニターは、リフレッシュレートは60ヘルツです。そして、ゲームにおいては少し微妙だったりするので、引き続き読んでみてください。

 

映像の滑らかさに影響してくるので、もちろん、ゲームにおいてもかなり重要ですよね…。

 

 

単位は「ヘルツ(Hz)」。

リフレッシュレートの単位は「ヘルツ(Hz)」

そして、このリフレッシュレートの単位が、ヘルツ(Hz)になります。

ゲーミングモニターのスペックで、144ヘルツや60ヘルツなどと記載されているのが、リフレッシュレートを表しています。

 

 

実際のリフレッシュレートの違い

実際のリフレッシュレートの違いは、下記の動画がわかりやすいです。

上記のとおり。

15と60では、違いがハッキリわかりますよね。さらに144では大きく違うわけです。

※単位がFPSになっていますが、Hz(ヘルツ)と同じ意味です。後ほどこちらも解説しますね。

 

 

ゲームにおける、ゲーミングモニターのリフレッシュレートの影響

ゲームにおける、ゲーミングモニターのリフレッシュレートの影響

ゲームにおいて、「リフレッシュレートの影響」は、かなり大きいです。

 

少し考えると分かりますが、FPSゲーム、バトルロワイヤルなどオンラインでの対戦ゲームでは一瞬一瞬の状況判断や、一瞬でも相手より早く攻撃や回避が必要ですよね。

 

よって、リフレッシュレートの違いは「あきらかに有利不利がでるレベル」です。

 

リフレッシュレートによって、もちろん価格も違ってきますが、「ゲームで勝てなければそもそも楽しくない」ですよね。

選ぶべきリフレッシュレートを知って、不利にならないようゲーミングモニターを選びましょう。

 

 

【図解】あなたが選ぶべき、ゲーミングモニターのヘルツ数。

【図解】あなたが選ぶべき、ゲーミングモニターのヘルツ数。

ゲーミングモニターのリフレッシュレートは主に「60hz」「144Hz」「240Hz」と分かれます。

そして、選ぶべきリフレッシュレートは、「プレイ環境」によって違います。

 

家庭用ゲームでは、そもそも出力が制限されるので、「高いリフレッシュレートのゲーミングモニターはいらない」ということもあります。

下記の図のとおりです。

ハードごとの必要なゲーミングモニターのリフレッシュレートの違い

上記のとおり。

 

任天堂Switch、PS4は、本体自体の最大が60fpsなので、60ヘルツのゲーミングモニターで十分です。逆にそれ以上でも意味がないということにもなります。

 

PCゲームなら「おすすめは144ヘルツ」

PCゲーム用のゲーミングモニターを買うなら「144ヘルツ」を強くおすすめします。理由は60Hzとの差が大きすぎるからです。

 

先ほどの映像の通りですが、60ヘルツと144ヘルツの差はかなり大きく、プレイにかなりの影響があります。(60ヘルツのモニターしか使ったことない人はわからないかもしれません。)

 

僕自身も10年ほど前に、60ヘルツから144ヘルツに買い替えた時の、「なんだこのヌルヌル感は…」という記憶は、今でも覚えています。

 

価格はやや上がりますが、後から後悔しないよう選ぶのがおすすめですね。

 

もちろんプロゲーマーで60ヘルツを使っている人はいません。100%が144ヘルツ以上です。

 

ゲーミングモニターのリフレッシュレートのよくある失敗と質問も合わせて紹介します。

 

よくある「失敗例」

パソコンのフレームレートとゲーミングモニターとのリフレッシュレートの関係

上記がよくある失敗例です。

PCは144fpsでの出力ができるのに、ゲーミングモニターが60ヘルツなので制限されてしまうパターンです。

こちらはPCのスペックを引き出せておらず「かなりもったいない」状況です。

 

よくある質問

「144ヘルツ」と「240ヘルツ」だったらどちらが良いか?

144ヘルツで十分です。理由は144ヘルツと240ヘルツの差はそこまでないからです。
差額の約1~2万円が負担にならないなら、240ヘルツを選べばOKです。

 

 

【まめ知識】Hzとfpsの違い

【まめ知識】Hzとfpsの違い

さきほどからチラチラ出てきた、「fps」についても解説しておきます。(飛ばしてもOK)

 

違いは下記のとおり。

・Hz=モニター側の出力

・fps=PC側の出力

 

意味していることは同じで、「1秒間に画面が更新される回数」です。

モニター側とPC側で、表し方が違うのでややこしいですが、意味は同じです。

※fps=「frame per second(フレーム パー セコンド)」

 

 

リフレッシュレートの設定方法

モニターのリフレッシュレートの設定(変更方法)についても載せておきます。自分の今使っているモニターのリフレッシュレートがわからない人も参考にチェックしてみてください。

 

windowsの場合

[ スタート > 設定 ]  > [ システムの表示  > 詳細設定 ] を選択。

[ 更新レートの選択]よりリフレッシュレートを設定(変更)

 

Macの場合

[ システム環境設定 ] > [ ディスプレイ]  > ディスプレイ設定] を選択。

[ リフレッシュレート]よりリフレッシュレートを設定(変更)

 

 

【各ヘルツ】おすすめゲーミングモニターはコレ!

【各ヘルツ】おすすめゲーミングモニターはコレ!

ゲーミングモニターは、多くのメーカーから、多くのモデルが販売されています。

それぞれそこまで大きな違いは無いのですが、「今、選ぶべきベストなゲーミングモニター」をピックアップしました。

 

ゲーミングモニターには、リフレッシュレート以外にも大切なポイントがあります。「画面サイズは24インチ」「応答速度は1ms以下」これらも満たしているので、安心して選べるスペックのゲーミングモニターを紹介します。

 

スペックとおすすめの理由をあわせて紹介してます!

 

紹介するゲーミングモニター

・252STB【I-O DATA】|75ヘルツ

・242HTB【I-O DATA】|144ヘルツ

・VG258QR【ASUS】|165ヘルツ

 

 

252STB【I-O DATA】

リフレッシュレート 75ヘルツ
応答速度 0.6ms
画面サイズ 24.5インチ
参考価格 ¥19,800

 

I-O DATAは、日本のパソコン周辺機器メーカーで、「GigaCrysta(ギガクリスタ)シリーズ」のゲーミングモニターが人気商品の1つです。

 

任天堂Switch、PS4用のゲーミングモニターを探している方は、こちらが1番おすすめ「ゲーム向けの機能を搭載」しており、相手より一歩有利に戦えます。

 

「Night Clear Vision」で暗いエリアに隠れた敵をより鮮明に映し出すことが可能です。

 

「エンハンストカラー」では、鮮やかでメリハリのある映像を表示でき、よりリアルなプレイ体験ができます。

 

家庭用ゲームのゲーミングモニターを検討している方は、「252STB」をどうぞ。

 

 

242HTB【I-O DATA】

リフレッシュレート 144ヘルツ
応答速度 0.6ms
画面サイズ 23.6インチ
参考価格 ¥23,800

同じく、I-O DATAの「ギガクリスタシリーズ」のゲーミングモニターです。

こちらの「242HTB」は、すべてのPCゲーマーにおすすめできるゲーミングモニターです。

 

「HDR」を搭載しており、クリアで鮮明な色表現が可能です。HDR搭載モニターは価格が高くなりがちですが、242HTBは、最低価格レベルの破格です。

 

ゲーミングスタンドは「4方向に調節が可能」です。自分のデスク環境に合ったモニター調整が可能です。

 

 

Amazonベストセラーのゲーミングモニターにも選出されており、人気確実なモデルです。

「ゲーミングモニターが欲しい!」という方は「242HTB」を選んでおけば、まず間違いないです。

 

日本のメーカーなので、サポートや保証の対応も安心ですよね!

 

 

VG258QR【ASUS】

リフレッシュレート 165ヘルツ
応答速度 0.5ms
画面サイズ 24.5インチ
参考価格 ¥29,995

ASUSは台湾のパソコン周辺機器メーカーで、様々なスペックのゲーミングモニターがラインアップされています。

ゲーミングモニターの評価はかなり高く、日本のDETONATORをはじめ、「多くのプロゲーミングチームとスポンサー契約」を結んでいます。

 

144ヘルツ、24インチの「VG258QR」はコスパも高くおすすめです。

 

僕はこちらのゲーミングモニターを2台購入し、使用しています。※購入画像

 

とはいえ、今買うなら「242HTB」が1番おすすめです。2万円台でこのスペックは破格ですね...。

 

144ヘルツのゲーミングモニターなら、紹介した下記の2つから選びましょう!

 

 

最強の「360ヘルツ」【おすすめはしません】

ちなみにですが、最高スペックのゲーミングモニターは、リフレッシュレートが360ヘルツです。

下記のゲーミングモニターですが、価格が高いのでおすすめしません。

 

360ヘルツは数字上は最強ですが、違いは少しなので「144ヘルツで十分」ですね。

 

上記のゲーミングモニターが選ぶべきおすすめの1台です。

 

 

【まとめ】ゲーミングモニターのヘルツは1番大切。

本記事のまとめです。

  • ヘルツとはリフレッシュレートの「単位」。
  • リフレッシュレートは「映像の滑らかさ」に影響。
  • PS4、Switchなら「60ヘルツ」でOK。
  • PCゲーム、PS5なら「144ヘルツ」がおすすめ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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