こんにちは、ユウキです。
登山が趣味です。

登山での熊との遭遇確率ってどれくらいなんだろう、少し怖いな。
登山での熊対策について、知識をつけておきたいな。
こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- 登山者なら知っておくべき熊のこと
- 【登山用】クマ対策グッズと対処法をシェアします。
記事を書く僕
- 登山歴:5年
- 回数:20回くらい
- 野生の熊を見かけた経験何度も有り
本記事では、登山者ならしっておくべき熊のことについて解説します。
登山をしている人、始めようとしている人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
※本記事1分で読みきれます。
登山者なら知っておくべき熊のこと
登山はきれいな野鳥や、かわいい小動物などを目にすることができるのも楽しさの1つですよね。
とはいえ、熊といった遭遇をさけるべき動物もいるのも事実です。
そして、登山をするなら、熊のことについて絶対に知っておくべきです。
自分の身を守るため、そして熊を守るためにも、熊についての知識をつけておきましょう。
熊に合う確率は、誰でもあります。
熊は、基本的には人との接触を避けて行動しています。
とはいえ、山は熊のすみかです。人間の方が会いに行ってるようなものなので、登山では遭遇する確率はないとは言えません。
僕も熊はなんども見かけています。
登山道から、200mくらい外れた先で、子連れの熊をみかけたり。
登山口までの運転中に、熊とすれ違ったり。
登山と熊は、切り離せない関係だということを、再認識させられます。
登山者の熊の事件・被害
登山者の熊の事件や被害は過去に何件もあります。
<1970年福岡大ワンゲル部ヒグマ襲来事件>
北海道の日高山脈で起こった、歴史に残る悲惨な事件。
約3日間のクマから逃れられずに、5人中3人が命を落とした。
<2009年乗鞍岳クマ襲撃事件>
岐阜と長野の県境に位置する乗鞍岳で起こった。
バスターミナルには、1000人ほどの観光客が集まっていたがそこをクマが襲った事件。
野生のツキノワグマにより10人以上が重軽傷を負った。
上記のとおり。
熊の悲惨な事件は、過去に多くあります。
登山をするなら、他人事とは思ってはいけませんね。
熊の怖さ
ツキノワグマ
生息地 | 本州、四国 |
体長 | 約1.5m |
体重 | 80〜130キロ |
ヒグマ
生息地 | 北海道 |
体長 | 約1.5〜3m |
体重 | 250〜500キロ |
本州や四国には、ツキノワグマ。
北海道には、ヒグマやエゾヒグマが生息します。
熊の爪で引っ掻かれれば、簡単に人間の体は破壊されます。頸動脈を切られて、死亡事件に至るケースもあります。
また、熊に噛まれれば人間の骨は一瞬で粉々です。
続いては、登山における熊の対策についてシェアします。
【登山用】熊の対策グッズと対処法をシェアします。
登山中に熊に遭遇しないための道具。
もし、遭遇してしまったときのグッズや対処法について解説します。(参考:知床財団)
熊よけの鈴
熊よけと言えば、鈴とよく言われますよね。
とはいえ、熊はすずの音が嫌いというわけではありません。
鈴を鳴らすことで、「自分がココにいる」ということを熊に察知させます。
熊は、基本的に人を避ける習性があります。鈴を鳴らすことで、不意に遭遇する確率を下げる効果がありますね。
ザックにつけられる、カラビナやスナップ付きのものがおすすめです。
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熊撃退スプレー
熊と遭遇しさらに近づいてきてしまったとき用のアイテムが「熊撃退スプレー」です。
撃退スプレーを活用して、熊との事故を回避した例もいくつかあるので、熊対策としてもって置きたいアイテムです。
熊の目撃がある山に、万が一入る際は、撃退スプレーは用意するべきですね。
こちらはアマゾンのレビューも評価高いです。命に関わるモノなので、確実なものを選んでおきたいところです。
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熊と遭遇した時の対処法
まずは、落ち着くことが大切。
熊の様子に応じて、下記の行動を取りましょう。
<熊が気づいていない場合>
熊の様子を見ながらゆっくりと、場を離れましょう。
<熊が気づいている場合>
人間だということを伝えるために、大きく腕をふり、石や倒木などの段差にあがったりする。人間ということをアピールしましょう。
<熊が近づいてくる場合>
非常に稀なケースです。木の上など避難できる場所がなければ、倒木をもったり、大きな声と音を立てて人間ということをアピールしましょう。声を出したり、熊撃退スプレーの準備も必要です。
どれも、落ち着いて行動することが大切です。
走って逃げるのは、逆効果です。
びっくりしている熊をさらに怯えさせ、防衛的な攻撃を引き出す可能性があります。熊は60キロの速度で走ることもできます。走って逃げるは絶対にNGです。
ポイントとしては、下記のとおり。
- まずは落ち着く。
- 気づいていないなら、ゆっくり離れる。
- 気づかれたら、熊に人間ということをアピールする。石に登ったり、腕を広げ体を大きく見せたりする。
- 近づかれたら、更に大きく体を動かす。声を出して、人間アピールをする。
上記のとおり。
登山前には、必ず頭に入れておきましょう。
【まとめ】登山と熊のこと。
最後に、本記事のまとめです。
登山と熊のことまとめ
以上、登山と熊についてでした。
最後までの読んでいただきありがとうございます。参考なれば幸いです。