こんにちは、ユウキです。過去13台のゲーミングディスプレイを選んできました。
ゲーミングディスプレイを購入したいけど、イマイチ選び方がわからない...。
自分にあった正しい選び方とおすすめモデルが知りたい...。
こういった方向けのまとめを作りました。
本記事で分かること
【図解】ゲーミングディスプレイの失敗しない選び方
【2023年最新版】今選ぶべきおすすめゲーミングディスプレイまとめ
ゲーミングディスプレイを13台使用してきたオタク。ディスプレイ関係の記事執筆は100以上。
ゲーミングディスプレイ次第で、ゲームの実力は確実に左右します。必須のアイテムですが「選び方が少しだけややこしい」です。
安い買い物ではないので、あとから後悔しないよう本記事で「失敗しないゲーミングディスプレイの選び方」についてチェックしておきましょう。
初心者の方向けに図解付きで解説していきます。
ゲーミングディスプレイの失敗しない選び方【コツ全5つ】
ゲーミングディスプレイを選ぶ際には、ゼッタイに知っておくべき5つのコツがあります。
下記の5つです。
上記の5つです。1つでもピンとこないものがあったら、ゲーミングディスプレイ選びで失敗する可能性があるので、ぜひチェックしておきましょう。
※タップでみたいスペックに飛べます。
それでは、1つ1つサクッと解説していきます。
コツ①:リフレッシュレート
リフレッシュレートはゲーミングディスプレイ選びにおいて1番重要なスペックです。
リフレッシュレートとは「映像が1秒間に更新される回数」で「映像の滑らかさ」に影響するスペックです。
たとえば、こんな違いがでます。
リフレッシュレートが高い:ヌルヌルな映像
リフレッシュレートが低い:カクカクな映像
パラパラ漫画をイメージ
パラパラ漫画って1枚1枚の画像のコマ送りですよね。映像も実際は画像のコマ送りで同じです。
リフレッシュレート144Hz:1秒間に200回、画面が更新
リフレッシュレート60Hz:1秒間に60回、画面が更新
リフレッシュレートが高い方が表示される画像の数が多いので「滑らかな映像が表示可能」になります。
リフレッシュレートの違いはプレイに大きく影響
リフレッシュレートは144Hz以上を推奨します。理由は「60Hzでは差が大きくプレイに有利不利が発生するから」です。60Hzでは映像がカクカクなので勝てないです。
リフレッシュレートが低いと、「相手の残像をエイムしたり」なんてことも起こる可能性が高いです。
ちなみに一般の事務用ディスプレイやテレビは、リフレッシュレートは60Hzです。ゲーミングディスプレイを用意する際は「リフレッシュレート:144Hz」を必須でチェックしておきましょう。
リフレッシュレートについて、もっと詳しくは、「【図解】ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?【簡単だけど1番大切】」でまとめています。
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【図解】ゲーミングモニターの「ヘルツ」とは?【簡単だけど1番大切】
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コツ②:応答速度
応答速度とは「映像の色の切り替わる速度」で「映像の色の鮮明さ」に影響するスペックです。
応答速度が遅いと、FPSゲームなどでは描写が間に合わなかったり、エイムやリコイルコントロールで不利になってしまいます。
応答速度は「5ms以下」が推奨です。
こちらについてはほとんどのメーカーが応答速度は「1msくらい」なので、そこまで気にする必要はナシです。
詳しく知りたい方は「【目安あり】ゲーミングモニターの「応答速度」をゆる解説。」でまとめています。
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【目安あり】ゲーミングモニターの「応答速度」をゆる解説。
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コツ③:解像度
解像度とは「ディスプレイ画面の液晶のドットの数」のことでシンプルに「画質」を意味します。
ゲーミングディスプレイの解像度の種類は主に下記ですが、選ぶ際は「ほぼフルHD一択」です。
フルHD | 1980×1080 |
WQHD | 2560×1440 |
4K | 3840×2160 |
8K | 7680×4320 |
理由は「フルHDで十分綺麗だから」です。ゲームにおいて解像度はフルHDで十分です。WQHDや4Kの方が、もちろん綺麗ですが「デメリット」もありです。
4K出力は重い..。
4Kの映像の出力は重くなります。「重くなる=リフレッシュレートが落ちる」なのでゲームにおいては致命的です。なのでFPSゲームのプロたちも解像度はフルHD一択です。
とはいえ、PS5ユーザーは4Kディスプレイを選ぶのももちろんありです。PS5は「4Kに対応」なので、スペックを最大限引き出したい方は選ぶべきですね。
解像度について、詳細記事は「ゲーミングモニターにおすすめの「解像度」は?【フルHD一択です。】」です。
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ゲーミングモニターにおすすめの「解像度」は?【フルHD一択です。】
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コツ④:画面サイズ
画面サイズもゲーミングディスプレイ選びでは大切です。「サイズなんてどれでも良さそう...」は間違いなので、しっかりと理解しておきましょう。
選ぶべき画面のサイズは「24インチ」
理由は下記の3つからです。
- 単純に1番見やすいサイズだから。
- 公式大会採用のサイズだから。
- フルHDを等倍表示できるから。
上記のとおり。
テレビのように30インチ以上などは、画面の四隅など、普通に見にくいです。eスポーツのプロゲーマーはほとんどが24インチを選んでいるので、1番見やすいサイズを選ぶべきです。
画面サイズについてを深堀りした記事は「ゲーミングモニターの選ぶべき「画面の大きさ」とは【結論:24インチ】」で見れます。
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ゲーミングモニターの選ぶべき「画面の大きさ」とは【結論:24インチ】
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コツ⑤:液晶パネル
液晶パネルの駆動方式には「TN、VA、IPS」の3種類があります。
メリット・デメリットをまとめると下記の表のとおりです。
パネル種類 | TN | VA | IPS |
価格 | ◎ | 〇 | △ |
色再現性 | △ | 〇 | ◎ |
視野角 | △ | 〇 | ◎ |
コントラスト | △ | ◎ | 〇 |
応答速度 | ◎ | △ | 〇 |
リフレッシュレート | ◎ | 〇 | △ |
適した用途 | ゲーム向け | 映像鑑賞向け | クリエイター向け ゲーム向け |
上記のとおりです。
ほとんどのゲーミングディスプレイは「TNパネル」です。TNパネルは、リフレッシュレートと応答速度に優れ、価格も安いので、1番ゲーミングディスプレイに向いている液晶パネルだからですね。
また、僕は3種全てを使ったことがありますが、TNパネルでも十分綺麗です。
27インチには、IPSパネルがおすすめ
IPSパネルは「色再現性や視野角に優れた液晶パネル」です。27インチの画面の大きめサイズのゲーミングディスプレイには、IPSパネルを選ぶべきです。
液晶パネルからゲーミングディスプレイを選ぶということはないですが、それぞれの特徴は購入前に知っておきましょう。
もっと詳しくは「【図解】ゲーミングモニターに「おすすめのパネル」はコレ!」でまとめています。
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【図解】ゲーミングモニターに「おすすめのパネル」はコレ!
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【まとめ】ゲーミングディスプレイの正しい選び方
コツ5つのまとめです。
上記のとおり。※タップで戻れます。
最後にゲーミングディスプレイの正しい選び方を踏まえた「今、選ぶべきおすすめゲーミングディスプレイ3台」を紹介します。
今選ぶべき、おすすめゲーミングディスプレイ3台【2023年】
僕自身が使用しているモデルも含め、下記3台のゲーミングディスプレイをピックアップしました。
こちらの3台のスペックやおすすめポイントについて紹介していきます。
【おすすめNo1】242HTB|I-O DATA
リフレッシュレート | 144ヘルツ |
応答速度 | 0.6ms |
画面サイズ | 23.6インチ |
参考価格 | ¥23,800 |
I-O DATAの人気シリーズ「ギガクリスタシリーズ」のゲーミングディスプレイです。
こちらの「242HTB」は、すべてのゲーマーにおすすめできるゲーミングディスプレイです。(僕自身も愛用しています。)
- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:5ms以下
- 画面サイズ:24インチ
上記の3ポイントが「PS5 PC用のゲーミングディスプレイ選びのキホン」です。242HTBは、これらのスペックをクリアしている中で「最もハイコスパのモデル」です。
実際の購入レビューは「【使用レビュー】I-O DATA EX-LDGC242HTBは、ナンバーワンの1台です。」でも紹介しています。
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【使用レビュー】I-O DATA EX-LDGC242HTBは、ナンバーワンの1台です。
続きを見る
「HDR」に対応しており、クリアで鮮明な色表現が可能です。HDR搭載ディスプレイは価格が高くなりがちですが、242HTBは、最低価格レベルの破格です。
ゲーミングスタンドは「4方向に調節が可能」です。自分のデスク環境やプレイ姿勢に合わせた調整が可能です。
「Amazonベストセラー」にも選出されており、人気度からも間違いないモデルといえます。
日本製でサポートや保証も充実しているので、「ゲーミングディスプレイが欲しい!」という方は「242HTB」を選んでおけば、OKですね。
【PS5向け】VG28UQL1A|ASUS
リフレッシュレート | 144ヘルツ |
応答速度 | 1ms |
画面サイズ | 27インチ |
参考価格 | ¥88,000 |
ASUSから発売されている「プロゲーマー向けの超ハイスペックゲーミングディスプレイ」です。
4K&144Hzは、「ハイスペック中のハイスペック」に値するゲーミングディスプレイです。基本的には10万円超えが普通ですが、ASUSは9万円台でラインアップされています。
ゲーム向け機能も最強
ASUSの「TAF GAMING」シリーズで、ゲーマー向けプロ仕様の技術が詰まっているのが魅力です。
例えば「LOW MOTION BLUR SYNCテクノロジー」では、画面のブレやチラツキを極限までなくし、エフェクトの激しいゲームでも、鮮明な映像を表現できます。(画像はイメージです。)
また「HDR対応」なので、ゲーム以外の映画鑑賞などでもリアルな色表現を楽しむことができます。※HDR対応=普通のディスプレイの4倍の色の種類があります。
PS5を最大限使うなら、コレ一択です。
4K 144Hzのゲーミングディスプレイを選ぶなら「VG28UQL1A【ASUS】」一択ですね。
【最強スペック】VG252QX|acer
リフレッシュレート | 240ヘルツ |
応答速度 | 0.5ms |
画面サイズ | 24.6インチ |
参考価格 | ¥38,230 |
リフレッシュレートには240Hzの最強スペックも最近登場しています。
リフレッシュレートは144Hzで十分ですが、最強にこだわりたい方は240Hzを選ぶべきです。
240Hzのゲーミングディスプレイを選ぶなら、「VG252QX【acer】」が1番おすすめです。こちらは、破格の3万円台で購入可能です。
オプション機能も充実
「ブラックブースト機能」で、暗がりの視認性を高めることができます。FPSゲームでは、かなり有利に働くオプション機能です。
また、「HDR400」にも対応しているので、色彩豊かな色表現が可能で、画質にもこだわられているモデルです。
最強のゲーミングディスプレイにこだわりたい方は、「VG252QX【acer】」を選ぶべきですね。
【まとめ】ゲーミングディスプレイの失敗しない選び方
最後に本記事のまとめです。これらが理解できていれば、ゲーミングディスプレイ選んでOKですね。
ゲーミングディスプレイ選びの大切なコツ5つ
今選ぶべき、おすすめ3台
上記から選べば、ゲーミングディスプレイは間違いなしです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になったら嬉しいです。
ナガイ ユウキ
この記事を書いたひと