こんにちは、ユウキです。
テントに詳しい人です。

フライシートってなに?タープとは違うのかな?
フライシートの必要性とか知りたいな。
こういった悩みを解決します。
本記事の内容
- 【解決】フライシートとは?
- フライシートあるテント無いテントの違い
フライシートについては、キャンプをする上では知っておくべきですね。
本記事で1から100までサクッと解説します。
※1分で読み切れます。
フライシートとは?
フライシートとは、簡単に言うと「防水、遮熱性のあるシート」のことです。
少し詳しく解説していきます。
一般的なテントは、インナーテントとフライシートに分けれます。それぞれの役割は下記のとおりです。
- インナーテント:居住空間を作るためのテント
- フライシート:雨風をしのぎ、紫外線をカットする
上記のとおり。
フライシートは必要?
結論ですが、フライシートは必要ですね。
インナーテントだけでは、テントとしての役割を担ってくれません。
雨が降れば、すぐにしみこみます。晴れている人は、紫外線が降り注ぎます。
などなど、インナーテントとフライシートがセットのものはかならずセットで使うべきですね。
フライシートの防水性
フライシートには、雨風からテントを守ってくれる役割がありますね。
具体的な表記としては、「耐水圧〇〇mm」とされます。どれくらいの防水性があるのかは、下記のとおりです。
耐水圧1500㎜以上あれば、超大雨でも、基本的に耐えれます。
インナーシート付のテントを買う際は、耐水圧1500㎜以上がおすすめです。
とはいえ、大手メーカーのテントであれば、ほぼ全部耐水は1500㎜以上なので、気にしなくてもOKですね。
フライシートとタープとの違いはなに?
フライシートとタープの素材や効果については、実は基本的には同じです。
とはいえ、フライシートとタープとの違いは、下記のとおり。
- フライシート:インナーテント用に設計
- タープ:サイトの日よけ、雨よけように設計
上記のとおり。
素材は似ていますが、作りは違いますよね。
タープをフライシート代わりには、できます。
タープは、テントの上にタープを張ることで、日よけ雨よけの効果はあります。
とはいえ、テントにフィットするわけではないので、横風だったりは直で受けますね。
インナーテント+タープのスタイルは、わりと見かける定番スタイルだったりします。
フライシート、あるテントないテント
フライシートの必要性だったりを解説してきましたが、フライシートがないテントってありますよね。
テントには、下記の2種類があります。
- シングルウォールテント
- ダブルウォールテント
上記のとおり。
そして、シングルウォールテントには、フライシートはありません。ここら辺を次に解説していきます。
シングルウォールテントとは
シングルウォールテントとは、インナーテントとフライシートがなく、「シート1枚でできてるテント」です。
防水性、浸透性に優れた1枚のシートで、できてるのがイングルウォールテントです。(浸透性:内側の熱気や蒸気を逃がせるか)
そして、シングルウォールテントのメリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット・デメリット
- シート1枚なので軽量。
- シート1枚なので、結露が心配される。
上記のとおりです。
シートが1枚なので、冷え込んだ日には、内側の結露が気になってしまいますね。
とはいえ、結露は冬キャンプなどでなければあまり気になりませんね。
モンベルのムーンライトテントは、シングルウォールテントです。
また、シングルウォールテントは、軽量なので登山用だったりでは、主となっています。
ダブルウォールテント
ダブルウォールテントは、先程まで説明した、インナーテントとフライシートで構成されるテントのことです。
メリット・デメリット
- ダブル構造で、結露が気にならない。
- ダブル構造で。遮光性も良い。
- 収納時はかさばる。
上記のとおりです。
フライシートがある分かさばりますが、結露や紫外線につよいといったメリットもたくさんですね。
超定番テント、コールマンのタフワイドドームは、ダブルウォールテントです。
以上、フライシートについてのまとめでした。
本記事が参考になったら幸いです。
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